悪貨が良貨を駆逐していく。(音楽の圧縮について) [雑感]
人間の耳は、どんどん悪くなっている。
アナログレコードから、コンパクトディスク(CDだよ)
そしてついに、MP3などのオーディオ圧縮の音楽が中心になってきている。
知っている人もいるだろうけど、CDを販売する時に、
結構、問題になったんだよね。
1980年代のCDの規格では、レベルが低すぎる。もっと高くするべきだ。
オーディオ評論家達はそう言っていた。
教授・坂本龍一さんも、音楽が殺されるといったような発言していたと思う。
ダイナミックレンジ96デシベル、高域は20kHzが限界。
もともとが限界が決まっているフォーマット。
デジタルだから、絶対にそれ以上のものにはならない。
それに聞きなれた人は、さらにレベルを落としても、構わないらしい。
MP3、さらに細かい音を削除して、製作される音楽。
クラシック音楽ではスーパーCDなど、現在のあった水準の技術で
出しているけど、世間では認知されていない。
使い勝手だけ考えると、質がドンドン悪くなっていく。
悪貨が良貨を駆逐していく。
そうだ、ぜひあまちゃさんにはSACD(SuperAudioCD)を試していただきたいです。今では、SACDの再生領域に対応したヘッドホンも出ているし、昔に比べてすっごく安くなっています。
http://www.super-audiocd.com/index.html
by つねっち (2005-02-04 00:10)
つねっちさん、コメントどうもありがとうございます。
会社からも、このブログ見れるからいいのですが、
書いていただいたwebページまでは制御されていて、見れませんでした。
家に帰ってから、ゆっくり見させていただきます。
by あまちゃん (2005-02-04 10:54)
立て続けのコメントで申し訳ない。
確かにそうなんですよね。でもみんな「圧縮」されていることの意味って分かってないんだと思います。
聴こえているものに違いがあるなんて、音楽を聴き流して聴く時代には「ただ、曲が流れてくれさえすれば良い」と言う事なのでしょう。
だからこそ、「生で聴く」機会が増えてくれることを願っています。そうしたら、アナログとデジタルの違いって語らずも分かることですし。
クラシック奏者のみなさん、気軽に聴ける演奏会をもっと増やしてくださいね。いろんな意味で。
by 南雲しのぶ (2005-02-06 18:10)
南雲しのぶさん、立て続けてのコメントありがとうございます。
やはり、もう音楽はポップスを含めて、聴き捨てなんですかね。
クラシックの演奏会が気軽にいけるのなら、いいですね。
つねっちさん、SACDのプレイヤーは値段が高いですね。
貧乏人の自分はあきらめます。
by あまちゃん (2005-02-06 19:52)
ウチの職場に居る舞台音響の専門家に言わせると、家庭用汎用録音機材としてはDATが一番だって良く言います。デジタル録音だけど録音再生の領域ともにアナログを凌駕している(単純な比較は出来ないけどね)し、なんと言っても扱いが容易なんですよ、って言うくらいに愛しています。
いろいろあって家庭用にはあまり広がらなかったけど愛好者は結構いるみたいですね。オープンリールみたいに。
メーカー側も聴き捨てで聴くメディアと聴かせるメディアと色々出してくれると良いんですけどね。
by 南雲しのぶ (2005-02-07 12:35)
DAT、ありましたね。
でも、何を録音するかな。
今どき、FMを録音する人いないでしょう。生録かな?
カメラの撮影会のように、自由に録音させてくれる演奏家がいればいいでしょうけど。
オープンリール、久々に聞きました。懐かしいです。
聴かせるメディア必要ですね
by あまちゃん (2005-02-07 21:39)